#JetBrainsIDEテクニック – Postfix completion: 後置補完

コードを書いていると、式を書いた後でそれを変数に代入したくなったり、if文を構成してみたくなったりします。そういった場合、通常はキャレットを左に右に移動しながらコードを進める必要があります。

Postfix Completionを使うと後付けで変数定義にしたりif文を構成したりということが出来るため、流れる様にコードを書くことができます。コーディング効率を大幅に向上させるテクニックですので是非習得してください。

ビデオでも動作をデモしておりますが、初見では分かりにくいかもしれません。何度かご確認頂き、実際に手元でも動かしてコツをつかんでみてください。

if文を構成 .if
真偽反転 .not
forループを構成 .for
変数を定義 .var
return文にする .return
プリント文にする .log .echo .sout .print .puts

ここでは代表的なPostfix Completionを紹介していますが、まだまだ他にもあります。一度設定画面を開いてみてどんなPostfix Completionがあるか確認してみてください。

紹介しているテクニックは書籍「IntelliJ IDEA ハンズオン」にも詳しく記載がございます。弊社より書籍版ご注文頂くとサムライズムオリジナルチートシートが付属します。

対応言語: Java、Kotlin、Scala、Go、C#、JavaScript、TypeScript、SQL、PHP、Python、Ruby

現在のところSwiftとC++はPostfix Completionに対応しておりません。以下のYouTrack課題で進捗状況をご確認いただけます。
Add postfix completion for Swift
Add postfix completion for C++