より賢く、より素早く
RubyMineがより高速に
新しい静的解析コアエンジンでIDEが驚くほど早くなりました。自動補完候補、コードインスペクション(Code | Inspect Code) などコード解析に関わる機能の応答が全般にわたって早くなりました。
コードインサイトの改善
メソッド定義とブロックコールのルーチン解析処理が統合されました。これによりブロック内の変数のコードインサイトが改善されました。例えばパラメータとして渡されたブロックは正しくレシーバのブロックボディで解決されます。
Run anything
RubyMine 2018.1ではRun anything(Ctrlを2回押す)という新しいアクションを導入しました。RubyMineからどんなコマンドでも実行できるポップアップが現れます。rakeタスク、rails server、ジェネレータ、設定、ターミナルコマンドなどなんでも実行出来ます。任意のコマンドを入力できるだけでなく、履歴は保存され、Recent commands または Temporary Configurations ドロップダウンでまた提示されます。
さらに、同じコマンドでデバッガを起動することが出来ます。Ctrl を2回押し、Shift を押せばデバッグ設定が出来ます。
postfix code completion を使うとカーソルを動かすことなく式をif文にしたり、コードを反転させたりできます。
どのようなテンプレートがあるかはPreferences / Settings | Editor | General | Postfix Completionより確認出来ます。使わない場合はオフにすることも出来ます。
マークダウンのインラインダイアグラム
マークダウンのプレビューで、インラインダイアグラムもレンダリングするようになりました!RubyMineの特別なショートカットである puml
をダイアグラムコードの前に置くとダイアグラムを適切に認識し、プレビューペインで表示します。
デバッガ
RubyMineのデバッガではRun | View Breakpointsより簡単に例外発生時にブレークする設定ができるようになりました。
どんな例外でもサスペンドしてしまうのが面倒であれば + ボタンを押してサスペンドすべき例外を指定出来ます。
JavaScript
TypeScriptの改善
最新のTypeScript 2.7サポートに加え、Implement Membersアクションや解決されていないプロパティのSurround with type guard クイックフィックスを追加しました。
またtsconfig.jsonという名前以外のTypeScript設定ファイルも認識するようになりました。
Vueコンポーネントの抽出
既存のものから新しいVueコンポーネントをコピー&ペーストすることなく作成できます。テンプレートの任意の箇所を選択し、Refactor – ExtractまたはAlt-Enter を押してExtract Vue Componentを選択してください。
WebStormは単一ファイルのコンポーネントを作成します。importを追加し、全てのデータとメソッドをプロパティと共にパスします。
CSSサポートの改善
HTMLのnameでCmd/Ctrl-click するとコンパイルされたCSSの定義箇所だけでなく、Sass、SCSS、Lessのソースへジャンプできるようになりました。
HTMLではコード補完はリンクされたCSSファイルにマッチするものがなければ、全てのスタイルシートからクラスとidをサジェストします。
WebStorm2018.1の新機能はRubyMineに含まれています。JavaScriptサポートの強化について詳しくはWebStorm 2018.1の新機能 をご覧ください。
バージョン管理
Gitのパーシャルコミット
新しいGitのコミットウィンドウではチェックボックスで選択した変更箇所のみコミットできるようになりました。
また、変更箇所をエディタのガターエリアのアクションで新しいチェンジリストへ移動することも出来ます。
コミット詳細画面で、コミットハッシュをクリックしてログ内のそのコミットにジャンプできます。
またrebase時、Abort Rebase、Continue Rebase、Skip Commit アクションがGitブランチのポップアップで選択できるようになりました。
紹介プログラムにより新規、他社より移行のお客様は最大1,000円割引。既存のお客様は紹介件数に応じて割引となります。
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