AppCode 2018.1ではconditional conformanceをはじめとした Swift 4.1 をサポートします。
Implicit モジュール
Dispatch
, CoreGraphics
などなど、暗黙的にインポートされるフレームワークが正しく解決され、補完やナビゲーションが働くようになりました。
Quickサポート
Quickテストがテストランナーで階層化されて表示されます。特定のテストコードへも素早くジャンプできます。
RxSwiftサポート
RxSwiftをはじめとするSwift extension type boundsを使うフレームワークで補完やナビゲーションが正しく働くようになりました。
ドキュメンテーションコメント
Preferences | Editor | Code Style | Swift | Code Generation
を使ってコメントが簡単に適切にフォーマットされるよう設定できます。
複数行のコメントが適切にフォーマットされていることは Quick Documentation (F1)で確認できます。
構造ビューにAdopted protocolとwhere句を表示
adopted protocolとwhere
句がStructureビュー、File Structureダイアログ、Go To Class/Symbolポップアップで表示されます。
Objective-Cとミックスコード
パンくず
Objective-C/C/C++コード編集中、エディタ下部に小さくパンくずが表示されますのでナビテーションが簡単です。
Resolution improvements
Objective-Cの Class
ランタイムタイプ、SEL
/IMP
タイプ、ジェネリックポインタを正しく解釈しSwiftから扱えます。
Objective-Cコード中のSwiftプロパティに対してRenameリファクタリングやFind Usagesを正しく適用できます。
C++ サポート
CLion チームによるC++サポートの強化がAppCodeにも反映されています:
- C++17 のstructured bindingsサポート
- C++17のイニシャライザ付き
if
とswitch
のサポート - ternary operatorの適切なサポート
- hierarchyの信頼性の高いリファクタリング(Rename 、Change Signature)
インクリメンタルハイライティングの実装や、キー入力処理機構の改善によりエディタがより機敏になりました。
パフォーマンス
Swift、Obbjective-Cと、ミックスプロジェクトでNavigation to class/symbolがより素早く動作します。
ワイヤレスデバッグ
AppCodeはXcode 9で導入されたワイヤレスデバッグをサポートしいます。ローカルネットワーク上にあるデバイスで実行、デバッグできます。
ロケーションシミュレーション
Run、Debug 設定でロケーションを設定できます。
Run、DebugツールウィンドウのSimulate Locationボタンでロケーションを変更出来ます。Xcodeと同じくカスタムロケーションを設定することも出来ます。
プロジェクトスコープ
内蔵のカスタムスコープを使って、プロジェクトビュー、インスペクションスコープ、Find in Pathダイアログで表示されるファイル群の独自のビューを定義出来ます。
またスコープには簡単に見分けられるようカスタムカラーを設定できます。
カラースキーム
カラースキームを見直して、Objective-C/C/C++/Swiftのコードハイライトを見やすくしました。
またGitHubといった新しいカラースキームを追加したり、Xcodeのスキームインポートも改善しました。
コードの折りたたみ
Objective-C/C/C++/Swiftでコントロールフローを制御するステートメント(if
/else
, do
/while
, for
, switch
)を⇧⌘.で折りたためます。これは2行以上あるブロック、またはブレース内のブロックで利用できます。
Xcode
Xcodeキーマップ
Xcode キーマップを改善し、ほぼ全てのXcodeショートカットをAppCodeで利用出来るようになりました。macOSのシステムショートカットとの衝突についても可能な限り修正しました。
Xcode 挙動
XcodeからAppCodeに切り替える際、Xcodeと同一の補完、ブレークポイント、タブ、コードスタイル、フォントサイズとなるよう丁寧にチューニングしました。より詳しく(英語)
バージョン管理
コード変更の固まりを指定してコミット
Git の部分コミット (git add -p
)が出来るようになりました。コミットダイアログでチェックの付いている変更箇所だけをコミット出来ます。
変更箇所を別のチェンジリストに移動
ファイル編集中、ガター(エディタ左側)に変更を示すマークが付いています。このマークをクリックすると変更を差し戻したりDiffを確認したり出来るだけでなく、変更内要を別のチェンジリストに移動して、現在のチェンジリストでコミットされないようにすることが出来るようになりました。
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